人工飼料によるヨトウムシの飼育

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タイトル別名
  • Rearing the cabbage armyworm, <i>Barathra brassicae</i> LINNE, on artificial diets
  • ジンコウ シリョウ ニ ヨル ヨトウムシ ノ シイク

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抄録

ヨトウムシを第1表の合成飼料(I)で,卵より飼育して,完全な雌雄の成虫を得た。この飼料で飼育した幼虫の生育,蛹重などはキャベツ葉で生育したものと殆んど変らず産卵数ではやや多かった。しかし死亡率,特に前蛹期の死亡は約3倍を示した。<br>一方キャベツ葉を含まない合成飼料(II)では蛹までは生育するが,羽化の際の脱皮が不完全となった。このことよりキャベツ葉中には羽化脱皮に関与する因子が存在することが推定された。

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