ふ化時期の異なる採卵鶏に対する光線管理の影響

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タイトル別名
  • Effect of Lighting on Bi-Monthly Hatched Egg Layers
  • フカ ジキ ノ コトナル サイラン ケイ ニ タイスル コウセン カンリ ノ エイキョウ

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説明

2月, 4月, 6月, 8月, 10月および12月の各中旬にふ化した白色レグホーン種を用い, 自然日長下で飼育した区と121日齢以降2つの異なる光線処理区について, その影響を試験し, 次の結果を得た。<br>初産日齢は秋および冬季ふ化のひなは早く, 夏季ふ化のものは遅い傾向を示した。自然日長区と光線処理区との差は, 前者は少なく, 後者は顕著であった。<br>また, 産卵および卵重量から判断すると, 2月びなでは17カ月齢から19カ月齢まで, また4月びなでは18カ月齢までは自然日長下で飼育した方がよい成績を得た。しかし, 光線処理を実施する場合には2月びなでは15.L区が, また, 4月びなでは産卵の低下をまって漸増照明を実施するS.U-17.L区が効果的であった。6月, 8月びなでは産卵当初から季節的に春季に入るため, 特に光線処理は必要とせず, 産卵低下時からの照明開始が最も効果的であった。10月, 12月びなでは15時一定照明が有効であった。

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