コンパートメント症候群の診断・治療選択に近赤外線分光法が有効であった2症例
書誌事項
- タイトル別名
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- Two Case reports : Near-infrared spectroscopy may be an useful procedure for the diagnosis and treatment of compartment syndrome.
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説明
コンパートメント症候群は,筋区画内圧測定により診断・治療を行う。筋区画内で適切な血液の潅流によって酸素運搬が行われることが重要であり,そのモニターとして,近赤外線分光法(near-infrared spectroscopy:NIRS)により筋区画内の局所酸素飽和度(regional saturation of oxygen:rSO2)を測定することは,理にかなった方法である。減張切開が必要となったコンパートメント症候群で,筋区画のrSO2を測定したところ低値を示した2症例を経験した。減張切開の適応判断に,NIRSが有用となる可能性がある。
収録刊行物
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- 蘇生
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蘇生 33 (1), 21-25, 2014
日本蘇生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206460302336
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- NII論文ID
- 130004561997
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- ISSN
- 1884748X
- 02884348
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可