立位作業時における作業面高の最適値と調節範囲に関する実験的研究

書誌事項

タイトル別名
  • Experimental Study on Adjusting the Range of Working Table Height for Standing Work
  • タチイ サギョウジ ニ オケル サギョウメン ダカ ノ サイテキ アタイ ト チョウセツ ハンイ ニ カンスル ジッケンテキ ケンキュウ

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説明

立位作業時における作業面高の適切な高さを確保する条件としては,肘頭高を基準とすることなどが推奨されている。そこで本研究は,作業面高を設定するとき,その最適値と調節範囲について明らかにすることを目的とした。主観評価から,肘高差が10cmである条件が 『丁度よい』 という評価が最も多かった。順位評価は,10cm,15cm,5cm,20cmの順であった。作業姿勢では,最も発生頻度が多かった角度は4条件すべて0~10度であった。本研究における適切な作業面高は,肘頭高と作業面高の肘高差が10cmである条件となった。作業面高の調節は必要と考えられ,主観評価および作業姿勢角度から条件10cm,調節範囲は±5cmが望ましいことが明らかになった。(図3,表2)

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