浸漬法によるヒラメ稚魚へのTenacibaculum maritimum実験感染法の検討

書誌事項

タイトル別名
  • A Bath Challenge Method with Tenacibaculum maritimum for Japanese Flounder Paralichthys olivaceus
  • シンシホウ ニ ヨル ヒラメ チギョ エ ノ Tenacibaculum maritimum ジッケン カンセンホウ ノ ケントウ

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抄録

ヒラメ稚魚に対する浸漬法によるT. maritimumの実験感染条件について検討した。攻撃菌濃度が 107.9 CFU/mLの時,いずれの試験水温(15℃,20℃,25℃)でも80%以上の死亡率となった。106.9, 105.9 CFU/mL攻撃ではどの水温でも死亡率はそれぞれ20-40%,0%と低かった。死亡魚には口部の発赤や体表のびらんが認められ,患部より菌が再分離された。魚体通過させ,シードロット法で保存した菌株を使用したことが,強い感染力と再現性のある結果をもたらしたと考える。

収録刊行物

  • 魚病研究

    魚病研究 44 (4), 178-181, 2009

    日本魚病学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (27)*注記

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