分散関係式を用いた P,S 波分離

書誌事項

タイトル別名
  • Separating P, S waves using dispersion relationship

抄録

 地中を伝播する弾性波には,縦波であるP波と横波であるS波が存在する。反射法地震探査の受振記録からP波とS波を分離することができると,それぞれの波の影響を受けない反射P波イメージと反射S波イメージを得ることができる。本研究では,分散関係式を利用してP波とS波を分離する手法を合成2次元反射法地震探査記録に適用し,手法の有効性を確認した。次に球面波が局所的に3種類の平面波(P波,SV波,SH波)の組み合わせで代表できるとする仮定を導入することで,上記の手法を3次元反射法地震探査データに拡張した。拡張された手法を3次元モデリングデータおよび実データに適用し,その有効性を確認した。<br>

収録刊行物

  • 物理探査

    物理探査 61 (5), 375-383, 2008

    社団法人 物理探査学会

参考文献 (5)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206496552576
  • NII論文ID
    130004487437
  • DOI
    10.3124/segj.61.375
  • ISSN
    18814824
    09127984
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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