エルニーニョ現象により中緯度大気の応答の異なる原因に関する一考察

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書誌事項

タイトル別名
  • Consideration of the Origin of the Different Midlatitude Atmospheric Responses among El Niño Events
  • Consideration of the Origin of the Different Midlatitude Atmospheric Responses among El Nino Events
  • Consideration of the Origin of the Diff
  • Consideration of the Origin of the Different Midlatitude Atmospheric Responses among El Niño Events
公開日
1998
DOI
  • 10.2151/jmsj1965.76.3_347
公開者
公益社団法人 日本気象学会

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説明

太平洋・北アメリカ(PNA)パターンや、西太平洋(WP)パターンといった遠隔連結(テレコネクション)・パターンはエルニーニョ現象と関連していると考えられている。しかしながら、PNAあるいはWPパターン指数とエルニーニョ・南方振動(ENSO)サイクルとの間には弱い相関しか見いだせない。ところがPNAとWPの二つの指数を組み合わせると強い相関が得られる。この事から、PNAあるいはWPパターンは、それぞれはENSOサイクルとは直接的な関係はないが、それらの総括的な発現頻度はエルニーニョ現象により影響されていると考えることができる。<br>ここでは、熱帯でエルニーニョ現象が起こっている冬に北半球の中高緯度でどちらのタイプの循環場が現れ易いかを決める条件は何かを調べる為に、エルニーニョ現象の起こった冬をPNAとWPパターンの二つの指数の相対的な大きさから二つのタイプに分類した。この結果をみると、エルニーニョ現象ごとの中高緯度大気の循環場の違いは熱帯太平洋の海面水温分布の違いには強くは依存しておらず、むしろ初冬のユーラシア大陸における循環場の違いに関連している可能性も示唆される。

収録刊行物

  • 気象集誌. 第2輯

    気象集誌. 第2輯 76 (3), 347-361, 1998

    公益社団法人 日本気象学会

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参考文献 (51)*注記

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