原質課における省エネ事例

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タイトル別名
  • Energy Saving Cases in Kraft Pulping Section
  • ゲンシツカ ニ オケル ショウエネ ジレイ

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抄録

近年,紙パルプ業界は原木や重油など原燃料費の高騰により,工場でのコスト削減が急務になっている。原質課ではエネルギーの使用料が多く,エネルギーコストを少しでも削減することで収益の改善につながる。<BR>今回は,二酸化塩素水製造設備(R―II)の冷水温度の見直しによる蒸気削減例。また晒設備での温水及び白水の使用方法の最適化を行い洗浄効率アップさらに残薬品の持ち込み減少による漂白性の向上がみられた。漂白性が向上したことにより原料ラインの温度を下げて操業することが可能になった。そこで温度設定を下げることにより蒸気削減を達成できたので報告する。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 61 (5), 527-529, 2007

    紙パルプ技術協会

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