高砂工場におけるDCSの更新について
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- 小西 康弘
- 菱工株式会社 高砂事業所設計課
書誌事項
- タイトル別名
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- Renewal of DCS in Takasago Mill
説明
三菱製紙高砂工場は抄紙機,コーターなど抄紙設備にDCSを導入して,CRTオペレーションによる操業を行っている。昭和60年頃よりDCSを導入してきており,システムが老朽化してきている。その間,操業条件などの変化に対し,幾たびかの改造を繰り返してきた。DCSはプロセス制御に対し,重要な役割を担っているため,故障が発生すると操業に大きく影響する。適正な保全計画を作成し,システムの延命策を実施してきたが,各部品の劣化,消耗部品の入手など,保全的な問題が発生してきた。また,改造部品の入手困難など,操業条件の変化に対応ができなくなってきた。このことから高砂工場では,老朽化したDCSを平成14年より平成15年8月の間で3システムを更新した。<BR>本稿では,このなかで8号コーターのDCS更新について,更新の経緯,更新時間の短縮に対する取り組み,稼動状況などを紹介する。
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 58 (3), 328-331, 2004
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206514469888
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- NII論文ID
- 130004492150
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可