BKP水廻しの現状と今後の計画

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タイトル別名
  • The Present Condition of Filtrating and a Future Plan of BKP Process
  • BKPミズマワシ ノ ゲンジョウ ト コンゴ ノ ケイカク

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抄録

中越パルプ工業,能町工場ではN・Lそれぞれに連釜~酸脱・漂白までのパルプ製造ラインを有しており,そのうちN系連釜でNS(高カッパー価,クラフト紙用),NE(低カッパー価,NBKP用)のスイッチ操業を行なっている。<BR>今回,節水の観点からBKP水廻しの1例として,漂白設備の洗浄水フローを取り上げた。漂白設備の洗浄機はN系・L系共にドラムフィルターで構成している。漂白シーケンスはN系がC―Ep―H―D,L系がC/D―E/O―H―Dで現状はコンベンショナルなシーケンスとなっている。<BR>洗浄水は,節水対策として後段(H段・D段)の白水を前段シャワーへ有効利用しているが,このような洗浄水フローの現状とN系過酸化水素漂白強化後の改良点,また今年4月末にN系漂白ラインECF化後の洗浄水計画フローを紹介する。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 58 (7), 892-894, 2004

    紙パルプ技術協会

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