QCSの変革と未来

  • 阿久津 卓也
    ハネウェルジャパン株式会社 HPS 紙パルプ営業技術部

書誌事項

タイトル別名
  • Innovative Changes and Future Technology for Quality Control System
  • QCS ノ ヘンカク ト ミライ

この論文をさがす

説明

<p>これまで製紙業界の繁栄と共にQCSの歴史も重ねられてきた。</p><p>大量生産,品質向上,生産効率向上等,製紙業界の要望により,センサーや制御の新規開発,抄紙機だけでなく,塗工機やスーパーカレンダーへの適用,他の計装機器との統合等,様々な進化を遂げて来たQCSであるが,現在製紙業界では,人口減少による需要の低下や海外輸入紙の増加,印刷物の減少と厳しい状況にさらされている。</p><p>我々QCSサプライヤーも製紙業界の国内への設備投資状況に依存しているので,この状況に適した対応を要求されていると考えている。</p><p>本稿では,これまで約50年間に渡り様々な進化を遂げてきたQCSの変革を述べさせて頂くと共に,その詳細を振り返って今後のQCSの未来としていくつかの新製品に見受けられる傾向から,その未来を想像していきたい。</p>

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 71 (3), 242-247, 2017

    紙パルプ技術協会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ