Bibliographic Information
- Other Title
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- シラスバルーン ジュウテン ポリスチレン ノ リュウドウ トクセイ
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Description
熱可塑樹脂にシラスバルーン (SB) を分散させた系の流動挙動を明らかにするために, 各種の割合でSBを充てんしたポリスチレン (PS) を試料として, ずり応力 (τ) とずり速度 (γ) の関係を調べた。SB含量が10%以下の試料の場合は, Cassonの式に対する小野木らの修正式が適合するが, SB含量が高くなると適合性は悪くなる。降伏応力τyは温度の上昇とともに低下し, 高温側でほぼ一定となる。τyはSB含量とともに増加するが, SB含量5~15%の範囲では増加の程度はゆるやかである。SBの充てんによりずり速度の低い領域で非ニュートン性が現われ, この傾向はSB含量の増加とともに著しくなる。流れの活性化エネルギーはSBを充量してもPSに対する値とだいたい同じである。
Journal
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- Kobunshi Kagaku
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Kobunshi Kagaku 30 (337), 260-265, 1973
The Society of Polymer Science, Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206522821888
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- NII Article ID
- 130004033138
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- NII Book ID
- AN00084937
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- COI
- 1:CAS:528:DyaE3sXks1Oiu7s%3D
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- ISSN
- 18848079
- 00232556
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- NDL BIB ID
- 7541454
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL Search
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed