ポリスルフィド橋かけポリ塩化ビニルのポリスルフィド橋かけ鎖切断と生成物の光硬化

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  • ポリスルフィド ハシカケ ポリ エンカビニル ノ ポリスルフィド ハシカケ クサリセツダン ト セイセイブツ ノ ヒカリ コウカ

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ポリ塩化ビニル (PVC) とNH2C2H4NH2・H2S3からポリスルフィド橋かけ鎖とヒドロポリスルフィド側鎖を有するPVC (PSC-PVC) を合成し, チオール類によるポリスルフィド橋かけ鎖の切断性と得られた置換ポリスルフィド側鎖を含むPVCの光硬化について検討した。<BR>チオール類によるポリスルフィド橋かけ鎖の切断性は反応時間, 反応温度, PSC-PVCの量, チオール濃度, チオールのpKaおよびトリエチルアミン (TEA) の添加量等の影響をうけた。チオールとTEAのTHF溶液中で切断されたPSP-PVC [1] およびこれを活性塩化物処理したPSP-PVC [II] は紫外線照射により光硬化した。PSP-PVC [I] およびPSP-PVC [II] の側鎖置換基の種類によって, 光硬化性, 光橋かけ構造および光橋かけ機構が異なった。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 30 (341), 523-528, 1973

    The Society of Polymer Science, Japan

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