数種のポリマーの存在下におけるラジカル重合により得られたポリギ酸ビニル, ポリ安息香酸ビニルおよびポリ-<I>N</I>, <I>N</I>-ジメチルアクリルアミドの立体規則性

書誌事項

タイトル別名
  • スウシュ ノ ポリマー ノ ソンザイ カ ニ オケル ラジカル ジュウゴウ ニ ヨリ エラレタ ポリギサン ビニル , ポリ アンソクコウサン ビニル オヨビ ポリ-N , N-ジメチルアクリルアミド ノ リッタイ キソクセイ

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説明

ギ酸ビニル (A), 安息香酸ビニル (B), およびN, N-ジメチルアクリルアミド (C) をラジカル開始剤を用いて, 数種のポリマーの存在下で (モノマーmlあたり0.5g) 重合させた。共存ポリマーによる立体規制効果の順序はB>酢酸ビニル>Aであり, それゆえ, よりかさ高い側鎖をもつビニルエステルは, 共存ポリマーによってより大きい立体規制効果を受けると考えられる。Cはアクリル酸メチル (D) に比べて, ポリ-Dまたはポリエチレンオキシド (E) によってより大きい立体規制効果を受ける。Cとポリ-DまたはEとの間の強い相互作用が, この立体規制において重要な役割を演じていると考えられる。

収録刊行物

  • 高分子化學

    高分子化學 30 (341), 541-545, 1973

    公益社団法人 高分子学会

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