逐次溶媒抽出法およびカラム溶出法による分別
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- Other Title
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- チクジ ヨウバイ チュウシュツホウ オヨビ カラム ヨウシュツホウ ニ ヨル フンベツ
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Description
水性懸濁法による塩素化ポリエチレン (CPE) の塩素分布は二つの観点から議論されるべきである。一つはCPE鎖に沿った塩素原子の分布 (sequentialな塩素分布) で, もう一つは懸濁法では必然的に生ずるCPE粒子内の塩素化度の分布 (巨視的塩素分布) である。前報でsequentialな塩素分布は塩素化条件にほとんど影響されないことを明らかにしたが, それに強く影響されると思われる巨視的塩素分布を実験的に明らかにすることを本報の目的とする。逐次溶媒抽出法およびカラム溶出法の分別から巨視的塩素分布は反応温度に強く依存し, 低温 (105℃) 反応物は高温 (120℃) 反応物より広い巨視的塩素分布を有することが示され, その分布の標準偏差も求められた。
Journal
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- Kobunshi Kagaku
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Kobunshi Kagaku 29 (322), 78-82, 1972
The Society of Polymer Science, Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206523517696
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- NII Article ID
- 130004032978
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- NII Book ID
- AN00084937
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- ISSN
- 18848079
- 00232556
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- NDL BIB ID
- 7541257
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL Search
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed