θカラムによる分子量分布測定

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  • シータ カラム ニ ヨル ブンシリョウ ブンプ ソクテイ

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単一のθ溶媒でカラム分別を行ない, 流出液をそのまま区分の濃度および分子量測定に用いるいわゆるθカラム法について, ポリスチレンーシクロヘキサン系で実験を行ない, カラムにかける上下端の温度差や, 分別高分子重量を変化させた場合, 得られる分子量分布曲線がどのように変化するかを検討した。また単分散ポリスチレンの混合物についても分別を行ない, この方法が分子量によって良好に分別される方法であることを認めた。さらに分別区分のGPC測定を行ない, 分別された各区分の分子量分布の幅などを検討し, このθカラム法が, 分子量分布測定のための有用な方法の一つであることを確認した。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 29 (326), 362-366, 1972

    The Society of Polymer Science, Japan

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