ポリージメチル-<I>p</I>-フェニレンシランの合成

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  • ポリ-ジメチル-P-フェニレンシラン ノ ゴウセイ

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ウルツ型反応によリジメチルジクロルシランとp-ジブロムベンゼンの縮合反応を試み, ポリージメチル-p-フェニレンシランを合成した. 重合物の構造および特性を赤外スベクトル, 元素分析, 分子量測定, 熱分析などより検討した。テトラヒドロフラン溶媒, マグネシウムを縮合剤とした場合, 分子量1,400-2,000 (n=11-15) のポリマーが得られた。高分子量のポリマーが得られにくいのは溶媒のポリマー溶解性に起因すると考えられる。空気ふんい気下でポリマーの熱安定性を検討したところ, ポリマーは330℃ぐらいから重量減少が始まり, この温度はポリジメチルシロキサンより約100℃高い。

Journal

  • Kobunshi Kagaku

    Kobunshi Kagaku 29 (328), 546-551, 1972

    The Society of Polymer Science, Japan

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