書誌事項
- タイトル別名
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- エンソカ ポリエチレン ノ ガラス テンイ オンド
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説明
高密度ポリエチレコ (PE) を水性懸濁法で塩素化して, 塩素化ポリエチレン (CPE) を得た。CPEの分別物と関連ポリマーの未分別物のガラス転移温度 (Tg) を差動熱量計を用いて測定した。CPEのTgの平均塩素化度 (x) 依存性は, つぎの傾向を示した。すなわち, (i) x≦30wt%では急冷したPEおよびクロルスルホン化PEのTgとほぼ同じである。<BR>(ii) 同じxにおいては, ポリ塩化ビニル (PVC), 塩化ビニル-エチレン共重合体より低いTgを示し, ポリクロロプレンよりは高いTgを示す。<BR>(iii) 塩化ビニル-塩化ビニリデン共重合体より高く, 後塩素化PVCより低いTgを同じxにおいて示す。これらの傾向は二つの観点, すなわち一つは分子内相互作用の観点から塩素原子の主鎖に沿った分布様式, および別の観点として分子間相互作用の尺度である凝集エネルギー密度を用いて合理的に説明された。
収録刊行物
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- 高分子化學
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高分子化學 29 (328), 542-545, 1972
公益社団法人 高分子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206523920384
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- NII論文ID
- 130003836115
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- NII書誌ID
- AN00084937
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- ISSN
- 18848079
- 00232556
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- NDL書誌ID
- 7541350
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可