第1アミンによるDL‐アラニンNCAの立体特異性重合

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  • ダイ1 アミン ニ ヨル DL-アラニン NCA ノ リッタイ トクイセイ ジュウゴウ

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1級アミンによるDL-アラニンNCAの重合において, 重合溶媒, 重合温度, 触媒濃度などの重合条件と得られるポリマーの立体特異性との関連を詳細に検討した. その結果ジオキサン溶媒中においてL-含量80%のコポリ-D, L-アラニン (ジオキサン中, トリ-n-ブチルアミンで重合) に相当する程度の立体特異性を有するポリ-D, L-アラニンが得られることが分かったほか, NCAと開始剤の比 (A/I) が200を越えるとポリ-DL-アラニンの立体特異性が減少する傾向にあること, 重合温度は35℃以下が好ましいこと, 重合初期より重合後期の方が得られるポリマーの立体特異性が向上することなどが分かった.

Journal

  • KOBUNSHI RONBUNSHU

    KOBUNSHI RONBUNSHU 31 (11), 693-700, 1974

    The Society of Polymer Science, Japan

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