Polybutadiene-<i>block</i>-Poly(ε-caprolactone)ブロック共重合体が形成する結晶-非晶交互ラメラ繰り返し構造から Gyroid 構造への相転移挙動

DOI Web Site Web Site 参考文献85件
  • 高木 秀彰
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 杉野 祐介
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 原 滋郎
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 山本 勝宏
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 岡本 茂
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 嶋田 繁隆
    名古屋工業大学大学院工学研究科物質工学専攻
  • 櫻井 伸一
    京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科高分子機能工学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Small Angle X-ray Scattering Study on Phase Transition Behavior from Crystalline-Amorphous Alternative Lamellar Structure to Gyroid Phase of Semicrystalline Block Copolymer Polybutadiene-<i>block</i>-Poly(ε-caprolactone)
  • Polybutadiene-block-Poly(ε-caprolactone)ブロック共重合体が形成する結晶-非晶交互ラメラ繰り返し構造からGyroid構造への相転移挙動
  • Polybutadiene block Poly イプシロン caprolactone ブロック キョウジュウゴウタイ ガ ケイセイ スル ケッショウ ヒショウ コウゴ ラメラ クリカエシ コウゾウ カラ Gyroid コウゾウ エ ノ ソウ テンイ キョドウ
  • Small Angle X-ray Scattering Study on Phase Transition Behavior from Crystalline-Amorphous Alternative Lamellar Structure to Gyroid Phase of Semicrystalline Block Copolymer Polybutadiene-<i>block</i>-Poly(&epsilon;-caprolactone)

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抄録

結晶性-非晶性ブロック共重合体である Polybutadiene-block-poly(ε-caprolactone)(PB-b-PCL)ジブロック共重合体が形成する結晶-非晶交互ラメラ繰り返し構造(CA-LAM)から，溶融状態で形成する Gyroid 構造への構造相転移について小角 X 線散乱(SAXS)測定を用いて調べた．CA-LAM から Gyr 構造へと相転移する際，CA-LAM から直接 Gyr 構造が形成されるのではなく，いったん準安定構造が存在することを発見した．この準安定構造を明白に構造決定することはできなかったが，PCL の組成に依存して二つの構造，もしくは異なる配列性を持つことがわかった．<br>

収録刊行物

  • 高分子論文集

    高分子論文集 67 (9), 521-529, 2010

    公益社団法人 高分子学会

参考文献 (85)*注記

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