ポリスチレン, ハイインパクトポリスチレン, スチレン-アクリロニトリル共重合体, およびABSの不安定流動

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説明

ポリスチレン, ハイインパクトポリスチレン, スチレン-アクリロニトリル共重合体, およびABSについて, 分子量, アクリロニトリル含有率およびゲル%を変え, 高化式フローテスターを用いて, メルトフラクチャーに関する一連の研究を行った。メルトフラクチャーの起こり始める臨界せん断応力τcrは, 分子量が高くなるにつれて低下し, アクリロニトリル含有率およびゲル%が増すにつれて高くなった。一方, メルトフラクチャーが起こり始めるときのダイ膨張比Bから求めた臨界回復性せん断ひずみSRcr (ただし, SR= (B4-B-2) 1/2) は, 分子量, アクリロニトリル含有率と無関係に一定で, ゲル%の増加とともに単調に減少した。

収録刊行物

  • 高分子論文集

    高分子論文集 31 (8), 493-499, 1974

    公益社団法人 高分子学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206525782784
  • NII論文ID
    130003836449
  • DOI
    10.1295/koron.31.493
  • ISSN
    18815685
    03862186
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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