逆止弁による管路系の水撃作用の解析 : 第2報-数値計算と実測による水撃作用の検討

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タイトル別名
  • A Study on Water Hammer by Check Valve in Water Supply Piping System : Part 2-Numerical Study and Survey on Water Hammer by Check Valves
  • 逆止弁による管路系の水撃作用の解析-2-数値計算と実測による水撃作用の検討
  • ギャクドメベン ニ ヨル カンロケイ ノ スイゲキ サヨウ ノ カイセキ 2

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抄録

本論文は,逆止弁による水撃作用を解析することを目的として,特性曲線法による数値計算を適用し,実測結果と前報による実験結果と比較検討したものである.逆止弁の閉鎖パターンを時間の関数または流速の関数と推定し,それらを用いた波形の計算結果は実測結果および実験結果とおおむね良い一致が得られ,数値計算の妥当性を示している.逆止弁の閉鎖時間は流れの逆流開始時刻や圧力伝搬時間に関係し,水撃作用による最大圧力上昇率は,逆止弁の閉鎖時間だけではなく,逆流流速の大きさ,流速パターン,ポンプ特性および配管長などによって影響を受けることを明らかにしている.

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