現場打ち基礎杭を利用した地中熱ヒートポンプシステムに関する研究 : 浅層採熱管の導入可能性について

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Ground Source Heat Pump System using Cast in Place Concrete Foundation : The possible use of shallow heat exchanger
  • ゲンバウチ キソ クイ オ リヨウ シタ チチュウ ネツ ヒートポンプ システム ニ カンスル ケンキュウ(センソウサイネツカン ノ ドウニュウ カノウセイ ニ ツイテ)

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本報では、福岡県の高校校舎における現場打ち基礎杭を採熱管据付に利用した地中熱ヒートポンプ(GSHP)システムを研究対象としている。これまで、温暖なちいきにおけるGSHPシステムの採用は広がってこなかったが、本システムでの稼働実績により、夏季においても十分高い効率で運用可能であることを示し、温暖な地域におけるGSHPシステムの普及可能性について提示する。また、杭の深さが7mの地中熱システムであるため、GSHPシステムとしては採熱管埋設深さが浅い設計与条件であったが、浅層型のGSHPシステムに関する計画内容と、竣工後の実稼働データの分析結果により、杭長さ当たり、温度差当たりの採熱量などからシステムの有用性を提示する。

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参考文献 (13)*注記

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