代謝量の異なる場合の標準新有効温度(SET^*)と温熱感覚の関係 : 歩行時と椅座安静時の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Correlation between Standard New Effective Temperature (SET^*) and Thermal Sensation in Case of Different Activities : Comparisons of Correlation between SET^* and Thermal Sensation at Walking and at Sitting
  • 代謝量の異なる場合の標準新有効温度(SET※)と温熱感覚の関係--歩行時と椅座安静時の比較
  • タイシャリョウ ノ コトナル バアイ ノ ヒョウジュン シン ユウコウ オンド

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説明

SET^*を温熱指標として用いるには,SET^*と温熱感覚との関係を明らかにすることが必要である.既報,においては椅座安静時の両者間の関係を被験者実験により明らかにし,中立的温冷感の得られる範囲がSET^*=22〜26℃であることを示した.本報では,代謝量の異なる条件でのSET^*と温熱感覚との関係を明らかにすることを目的とした歩行実験を行い,椅座安静時の結果と比較検討した.その結果,SET^*と全身温冷感の関係は歩行時・椅座安静時ともにほぼ等しく保たれており,今回の実験程度の代謝量の範囲では代謝量の相違を考慮した温熱環境の相互比較がSET^*により可能であることが実験的に確認された.

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