渦流固液分離装置を用いた路面排水に含まれる鉛の除去特性

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タイトル別名
  • Removal Characteristic of Road Deposit and Contained Lead in the Road Surface Drainage Using a Hydrodynamic Vortex Separator
  • カリュウコエキ ブンリ ソウチ オ モチイタ ロメン ハイスイ ニ フクマレル ナマリ ノ ジョキョ トクセイ

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抄録

高速道路の道路清掃車により収集された路面堆積物の粒度分布、沈降速度および鉛の含有量を測定した。また,雨天時の人工の路面排水を作成して、著者らが開発した渦流固液分離装置により流出する堆積物と含まれる鉛を除去する実験を行った。鉛は0.3〜0.15mmの粒径の堆積物に最も多く、堆積物1.0g当たり4.92μg含まれていた。堆積物と鉛は、渦流固液分離装置により同じ割合で除去出来ることが分かった。堆積物の沈降速度が、渦流固液分離装置の水流の上昇速度を上回るとほぼ100%の除去率が得られ、また上昇速度が沈降速度の1.5倍になっても、70%を超える高い除去率が得られた。

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参考文献 (13)*注記

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