実在医療施設に導入されたクール/ヒートトレンチの年間性能予測に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Annual Performance Prediction of Cool and Heat Trench in the Medical Facility
  • 第1報−長期実測と計算負荷を低減した非定常CFD解析による検証
  • Part 1-Performance Verification Based on Long-Term Actual Survey and Unsteady CFD Analysis That Reduced Calculation Load

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説明

<p>本報は実在医療施設(管理部門)にて利用されているクール/ヒートトレンチ(以下、トレンチ)を対象とし、実測による予冷・予熱性能の把握を行う。更に流れ場の計算負荷を低減した非定常CFD 解析手法を用いた年間性能予測を行い、実測との比較を踏まえ同手法の有効性を示すことを目的としている。以下に得られた知見を示す。1)顕熱において夏季に最も冷却効果の高い8月(-5.4GJ)の除去熱量に比べ、冬季に最も加熱効果の高い1月(24.8GJ)の取得熱量が約4.6倍に相当した。トレンチ経由での外気導入により、外調機の顕熱処理熱量は年間で45.3%の削減が可能となった。2)提案手法による年間性能予測の解析結果は実測値と概ね一致しており、比較的良好な予測精度を有していることを確認した。3)トレンチ内に導入された外気の季節毎の温度分布性状を明らかにした。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206546551424
  • NII論文ID
    130006302010
  • DOI
    10.18948/shase.42.238_1
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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