自然エネルギーをハイブリッドに活用したエネルギー自律型住宅に関する研究 : 第2報-実験住宅における運転実績とその評価

  • 濱田 靖弘
    北海道大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
  • 落藤 澄
    北海道大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
  • 横山 真太郎
    北海道大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
  • 長野 克則
    北海道大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
  • 中村 真人
    北海道大学大学院工学研究科都市環境工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Hybrid Utilization of Renewable Energy for Low Energy House : Part 2-Operating Results and Evaluation of Experimental House
  • シゼン エネルギー オ ハイブリッド ニ カツヨウ シタ エネルギー ジリツガタ ジュウタク ニ カンスル ケンキュウ ダイ2ホウ ジッケン ジュウタク ニ オケル ウンテン ジッセキ ト ソノ ヒョウカ

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抄録

本論文は,自然エネルギーをハイブリッドに活用したエネルギー自律型住宅に関する研究の第2報であり,実験住宅における1年間の運転実績の整理とその評価を行った.まず,土壌熱を利用した暖冷房システムの実験においては,冷房システム成績係数は9.1,暖房期間の成績係数は4.0と非常に高い値が得られた.次いで,暖冷房,給湯,電力設備システムに関する運転実績を総括し,実験住宅における年間エネルギー利用量の80%が自然エネルギーおよび未利用エネルギーにより賄われることを示した.さらに,従来型住宅との比較を行い,年間購入エネルギー量が12.5%に低減されるとともに,二酸化炭素削減率が77%に達することを明らかにした.

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被引用文献 (9)*注記

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参考文献 (7)*注記

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