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- ネオプレン ノ カリュウトクセイ ト ジュウテンザイ ノ ホキョウ コウカ 1
- (第1報) ネオプレンの加硫特性
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Abstract
カーボンブラックを含む黒色ネオプレンの加硫特性を明らかにするため、加硫条件を変えて200%モジュラス及びベンゼン中の膨潤度を測定し、見かけの架橋結合数を求めた。モジュラスと膨潤から得られるゴム1g当りの見かけの架橋結合数をそれぞれνm, νs (mol/g) とすると、筆者らの測定した範囲では、νm=0.83×10-4+2.20×νsの関係が成立し、これは化学的な結合にもとづく架橋が進行すれば、それとともに充填剤の吸着にもとづく見かけ上の架橋も増加して行くことを示すものと考えられる。νsについては一次反応の式が成立し、活性化エネルギーを求めると22.6kcal/molである。νmについても見かけ上同様な関係が成立する。また引張強さはνsが増加すれば一定の値に近づく傾向を示す。
Journal
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- NIPPON GOMU KYOKAISHI
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NIPPON GOMU KYOKAISHI 31 (4), 276-280, 1958
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206561654272
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- NII Article ID
- 130001270530
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- NII Book ID
- AN00269207
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- ISSN
- 18840442
- 0029022X
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- NDL BIB ID
- 10043064
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed