キノンジオキシム加硫の加硫機構について

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  • キノンジオキシムカリュウ ノ カリュウキコウ ニ ツイテ

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抄録

キノンジオキシムと酸化剤によるブチルゴムの加硫について検討した.<br>キノンジオキシム1モルに対し2当量の酸化剤を配合した時, その加硫物の結合点濃度が最大となることからこの架橋が一般に信じられているようなニトロソ型(〓C=N<=O>-)の結合ではありえないことを知った.更にジニトロソベンゼン1ケで1ケの結合ができる事実を確かめ, その架橋様式はアニル型(〓C=N-)の結合であると考えられることを示した.

収録刊行物

  • 日本ゴム協会誌

    日本ゴム協会誌 33 (7), 513-518, 1960

    一般社団法人 日本ゴム協会

被引用文献 (2)*注記

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