書誌事項
- タイトル別名
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- カッセイカ タンサン カルシウム ノ ゴム ハイゴウ ニ カンスル ケンキュウ 2
- (第2報) 合成ゴムSBRに対する配合
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説明
SBR系合成ゴムに対し各種活性化炭酸カルシウムを配合し, 活性化炭酸カルシウムの種類による差, 配合量の影響, クマロンインデン樹脂添加の影響, 混練条件による影響など主として配合的な観点からSBRに対する補強効果を検討した. 活性化炭酸カルシウムは0.08μ以下の超微細炭酸カルシウム粒子の表面を適当な有機物質でコーチングしたものであるが, コーチング物質の差によってSBRに対する補強効果に大きな差が現われ, 供試試料のうちでは合成ゴムに対して親和性の大きい Aromatic または Alicyclic 化合物でコーチングしてあるカルモスA, 白艶華DDが最も優れた補強効果を示した. これらの活性化炭酸カルシウムはSBRに対して補強作用を示す有効配合量の範囲巾が広く, 150PHRまでは配合量の増加に従って引張強さ, 引裂抵抗が向上する. また他の白色補強充填剤に較べて永久歪が小さく, 耐屈曲亀裂性に優れた特長を持っている.
収録刊行物
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- 日本ゴム協会誌
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日本ゴム協会誌 31 (12), 969-982, 1958
一般社団法人 日本ゴム協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206562364288
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- NII論文ID
- 130001270501
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- NII書誌ID
- AN00189720
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- ISSN
- 18840442
- 0029022X
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- NDL書誌ID
- 10043046
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可