Bibliographic Information
- Other Title
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- ゴム スチレンケイ チュウケイ ジュシ
- 硬化条件が樹脂の性質におよぼす影響
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Abstract
さきにゴム•スチレン系注形樹脂の組成と硬化樹脂の物理的性質との関連性について報告した. 硬化樹脂の物理的性質はこのほか硬化条件によって支配されることが考えられる. 他の注形樹脂でも同じであるが, この樹脂では実用上比較的低い温度で加熱するキュアと高温で反応を完結させるためのアフターキュアが特に必要である. キュア条件およびアフターキュア条件を変えて物理的性質を測定した結果, キュア段階における加熱条件がこの樹脂の本質的な性質に大きく影響することがわかった. また硬化樹脂の膨潤度, 加熱変形温度, ベンゾール可溶成分の抽出, 抽出物の炭水素分析, 赤外線吸収スペクトルなどの測定結果から前記キュア条件による物理的性質の違いが化学構造によるものと考察した.
Journal
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- NIPPON GOMU KYOKAISHI
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NIPPON GOMU KYOKAISHI 33 (3), 188-196, 1960
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206563183232
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- NII Article ID
- 130001270304
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- NII Book ID
- AN00269207
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- ISSN
- 18840442
- 0029022X
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- NDL BIB ID
- 9159638
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed