ムーニー粘度計に対する研究 (第1報)

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  • ムーニー ネンドケイ ニ タイスル ケンキュウ 1

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回転せん断型粘度計のゴムに対する作用機講を知るため, Saunders および Treloar が Piper-Scott 型粘度計について行った実験結果を Eyring の理論に基づいて解析を行なった. そして, 得られた諸事実を基礎としてムーニー粘度の意義を示した. その結果, かかる回転式粘度計を用いた場合, 回転速度一定におけるトルクの値自身には, 作用力の影響が非常に大きくあらわれる. したがって Ostwald-de Waele 型の式にしたがって, 一定トルクにおける回転速度の変化をもって流動度の変化に対応させる方が近似的に正しいことを認めた. さらに計算の結果, 一定回転速度におけるトルクの値より, 粘度係数に比例する値を求める手段を講じ, 実験事実と対応させて流動のための活性化エネルギーを求めた. また, 重量平均分子量とエントロピー或はムーニー粘度との半経験式を得た.

Journal

  • NIPPON GOMU KYOKAISHI

    NIPPON GOMU KYOKAISHI 32 (3), 169-176, 1959

    THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN

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