硫黄架橋可能なアクリルゴムの合成

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タイトル別名
  • THE SYNTHESIS OF SULFUR-VULCANIZABLE ACRYLIC ELASTOMER
  • イオウ カキョウ カノウ ナ アクリルゴム ノ ゴウセイ

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抄録

アクリルゴムのポリマー側鎖に不飽和2重結合を導入し, 従来のアクリルゴムのもつ耐熱性, 耐油性をそこなうことなく硫黄架橋可能なアクリルゴムを合成することを目的として本研究を行った.この目的の一環として, アクリル酸エチルとエチリデンノルボルネンを懸濁重合により共重合させた.重合温度を2~21℃の範囲で変化させて得たポリマーの加硫物の物性を測定した結果, 6℃付近で重合して得たポリマーがTB, EBにおいて最小値を示し, 2℃で最も良い物性を示した.種々の加硫系を検討し, 耐熱性に関し目的とするものが得られた.その他の物性も良好であった

収録刊行物

  • 日本ゴム協会誌

    日本ゴム協会誌 49 (3), 178-182, 1976

    一般社団法人 日本ゴム協会

参考文献 (1)*注記

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