韓国鎮海湾海底堆積物の粘土鉱物

PARK Byong-Kwon, HAN Sang-Joon, LEE Jong-Wha

doi:10.1007/bf02107124

韓国鎮海湾海底堆積物の粘土鉱物

DOI PDF Web Site Web Site Web Site 参考文献15件

PARK Byong-Kwon

Department of Earth Sciences, Korea Military Academy
HAN Sang-Joon

Department of Marine Sciences, Korea Research Institute of Ship and Ocean
LEE Jong-Wha

Department of Marine Sciences, Korea Research Institute of Ship and Ocean

書誌事項

タイトル別名

Clay Mineralogy of Bottom Sediment in the Jinhae Bay, Korea
韓国鎮海湾海底堆積物の粘土鉱物〔英文〕
カンコクチンカイワンカイテイタイセキブツノネンドコウブツエイブン

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説明

鎮海湾海域の海底堆積物の粘土鉱物組成は, イライト45%, カオリン23%, 中間相粘土17%, クロライト10%, スメクタイト5%である. 粘土鉱物の水平分布は, 一般に, 外洋にむかって, イライトが増し, カオリンは減少し, クロライトはやや減少する. スメクタイトと中間相粘土の分布は不規則である. 鎮海湾の堆積物中の粘土部分は, 河川により後背地から供給され, それが, 東シナ海から陸の方に向って運ばれた堆積物と混合している. 堆積物中の粘土部分の, 局地的な侵蝕や再沈澱が, 速い潮流によってひきおこされている.