Computer simulation for adaptation in auditory nerve responses : Functional modeling of adaptation depending on stimulus level

  • Maki Katuhiro
    日本電信電話(株)NNTコミュニケーション科学基礎研究所:(現)(独)情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
  • Akagi Masato
    北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科

Bibliographic Information

Other Title
  • 聴神経の順応特性の計算機シミュレーション : 順応の音圧レベル依存特性のモデル化
  • チョウシンケイ ノ ジュンノウ トクセイ ノ ケイサンキ シミュレーション ジュンノウ ノ オンアツ レベル イソン トクセイ ノ モデルカ

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聴神経の発火頻度は,音の立ち上がりに対して高く,その後急速に低下する(順応)。この順応は音圧レベルの影響を強く受け,その特性は個々の聴神経で大きく異なっている。従来のモデルは,順応の音圧レベル依存の性質を模擬できず,複数の聴神経の順応特性を模擬することができなかった。本研究では,内有毛細胞の受容器電位の生成機構について新しい機能モデルを提案し,従来の内有毛細胞モデルとパルス列を出力する聴神経モデルを組み合わせることで聴覚モデルを構築した。モデルの出力を生理データと比較することでモデルの評価を行い,本モデルが,複数の聴神経の順応特性を,音圧レベル依存の性質まで含めて定量的に模擬できることを示す。

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