書誌事項
- タイトル別名
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- Reduction of computational cost in underdetermined blind source separation based on frequency-dependent time-difference-of-arrival estimation
- シュウハスウ イソン トウライ ジカンサ スイテイ ニ モトズク レツケッテイ ブラインドオン ゲン ブンリ ノ コウソクカ
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抄録
本論文ではEMアルゴリズムを用いたスパース性に基づく劣決定ブラインド音源分離(BSS)の計算を高速化する手法を提案する。Izumi et al.は,雑音・残響下でも頑健な劣決定BSSを提案したが,到来時間差パラメータをイタレーションごとに離散全探索で求める更新則のために計算量に問題があった。そこで,到来時間差パラメータが周波数に依存すると捉えた,時間差パラメータが解析的に更新される計算量の少ない更新則を提案する。また,帯域重み付け平均による帯域非依存到来時間差推定によってパラメータ数を削減し,収束性を向上させる。実験により,提案手法が計算時間を1/10程度に削減することを確認した。
収録刊行物
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- 日本音響学会誌
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日本音響学会誌 70 (6), 323-331, 2014
一般社団法人 日本音響学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206567892992
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- NII論文ID
- 110009823395
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- NII書誌ID
- AN00186234
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- ISSN
- 24322040
- 03694232
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- NDL書誌ID
- 025590627
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可