国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取入れに対する若手独自の観点からの考え

書誌事項

タイトル別名
  • Opinion of Young Researchers about Implementation of New ICRP Recommendation in Domestic Laws
  • コクサイ ホウシャセン ボウゴ イインカイ ICRP 2007ネン カンコク ノ コクナイ ホウレイ トリイレ ニ タイスル ワカテ ドクジ ノ カンテン カラ ノ カンガエ

この論文をさがす

抄録

<p> 我が国における放射線障害防止に係る現行の諸法令は,国際放射線防護委員会(ICRP)のICRP 1990年勧告の放射線防護に対する考え方が基礎となっている。ICRPは2007年,17年ぶりの主勧告の改訂を行い,ICRP 1990年勧告に代わるICRP 2007年勧告を公表した。これを受け,現在,文部科学省に置かれた放射線審議会により,ICRP 2007年勧告の国内法令取入れに関する審議がなされている。本稿では,放射線審議会における検討の中でも重要な事項として挙げられている「女性の線量限度」,「電離健康診断」,「緊急時被ばく」,「監視区域」,「線量拘束値」について,放射線防護に携わる若手の考えを述べさせていただきたい。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ