書誌事項
- タイトル別名
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- Successful resection of a posterior mediastinal tumor preserving the artery of Adamkiewicz, which was detected on preoperative 3-dimensional CT
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説明
<p>症例は69歳男性.背部違和感を主訴に当院整形外科を受診.後縦隔腫瘍を認め当科に紹介となった.術前CTではTh8レベルに最大径25 mm大の腫瘤陰影を認めた.3D-CTでは第9肋間動脈からヘアピンカーブを描くAdamkiewicz動脈(AKA)が分岐していた.また腫瘍と接するように第8肋間動脈が走行しており,ここからもAKAを分岐している所見を確認した.手術は胸腔鏡補助下にアプローチした.縦隔胸膜を切開すると,第8肋間動脈を確認し得た.これを損傷しないように周囲から剥離した.交感神経が大動脈側に変位して縦走しており,同神経由来の腫瘍と考えられた.第8肋間動脈を温存しつつ腫瘍を完全に摘出できた.病理学的には神経鞘腫との診断であった.術後は対麻痺の症状もなく,術後第7病日に退院となった.後縦隔腫瘍でも下行大動脈に接する症例では術前にAKAを同定することは術後の対麻痺を予防するために重要である.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 33 (6), 667-671, 2019-09-15
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001277349570432
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- NII論文ID
- 130007706792
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可