チタンケイ酸ナトリウム担持繊維の作製と得られた繊維の海水からのストロンチウムの除去

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タイトル別名
  • Preparation of Sodium Titanium Silicate-Impregnated Fiber and Its Strontium Removal Performance from Seawater
  • チタンケイサン ナトリウムタンジセンイ ノ サクセイ ト エラレタ センイ ノ カイスイ カラ ノ ストロンチウム ノ ジョキョ

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抄録

海水中でのストロンチウム(Sr)の吸着容量を高めるために,ペルオキソチタン錯体アニオンをジメチルアミノプロピルアクリルアミド(DMAPAA)グラフト重合繊維に吸着固定した.その後,オルトケイ酸ナトリウムとの反応によってチタンケイ酸ナトリウムに転化・析出させた.得られた繊維を,液繊維比100 mL/gで人工海水に浸漬したとき,Sr除去率およびCaに対するSrの選択係数は,それぞれ83 %および4.3であった.これらの除去率および選択係数の値はチタン酸ナトリウム担持繊維のそれに比較して,それぞれ1.1および2倍であった.

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