走査トンネル顕微鏡を用いた酸化物薄膜成長のその場観察

  • 一杉 太郎
    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 独立行政法人科学技術振興機構さきがけ(JST-PRESTO)
  • 清水 亮太
    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
  • 大澤 健男
    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
  • 岩谷 克也
    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)

書誌事項

タイトル別名
  • <i>In situ</i> investigation of oxide thin film growth using scanning tunneling microscopy
  • ソウサ トンネル ケンビキョウ オ モチイタ サンカブツ ハクマク セイチョウ ノ ソノ バ カンサツ

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抄録

<p>機能性酸化物.この言葉を聞くだけで心踊らせる研究者は数知れない.酸化物研究の最大の魅力は,電子や格子の複雑な作用により多彩な機能が発現し,さらに,驚くべき物性が“いまだに”発見されるという点である.新奇物性探索の大きな原動力が薄膜作製技術であり,それを駆使して薄膜,ヘテロ構造や表面・界面において新機能を引き出すことが先端研究となっている.その薄膜作製の際に,酸化物の成長を原子スケール分解能でその場観察することにどのような意義があり,どのような結果が得られるのか.それを我々の研究結果を基にここで論じ,この研究の将来性の豊かさを強調する.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 82 (2), 141-145, 2013-02-10

    公益社団法人 応用物理学会

参考文献 (32)*注記

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