不揮発性半導体メモリー技術の現状

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タイトル別名
  • Review of nonvolatile semiconductor memories
  • フキハツセイ ハンドウタイ メモリー ギジュツ ノ ゲンジョウ

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説明

<p>不揮発性半導体メモリー技術の現状を概観した.フラッシュメモリーに高集積化の限界が見え始め,これに代わる新メモリーの提案が活発である.新型の不揮発性メモリーはフラッシュメモリーと異なり,電荷蓄積によらない原理に基づく.超高集積NAND型フラッシュメモリーをPRAMやReRAMが置き換える可能性が議論されるが,課題も多く,置き換えは容易ではない.一方,フラッシュメモリーの高い動作電圧,遅い書き換え速度,有限の書き換え回数などの弱点をカバーする分野でFeRAMやMRAMが浸透し始めている.新型不揮発性メモリー実用化には,フラッシュでは実現できない新しい分野で製品化を果たし,技術を育てる発想が求められる.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 77 (9), 1060-1071, 2008-09-10

    公益社団法人 応用物理学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (84)*注記

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