水族館設備のライフサイクルを通じた変遷

書誌事項

タイトル別名
  • History of Aqua Marine Fukushima Equipment during the Lifecycle
  • 水族館設備のライフサイクルを通じた変遷(第2報)開業10年目の熱源設備大規模改修
  • スイゾクカン セツビ ノ ライフサイクル オ ツウジタ ヘンセン(ダイ2ホウ)カイギョウ 10ネンメ ノ ネツゲン セツビ ダイキボ カイシュウ
  • Part 2 -Large Scale Renovation of Heat Source System in the 10<sup>th</sup> Year from Grand Opening
  • 第2報−開業10年目の熱源設備大規模改修

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抄録

<p>水族館は水を大量に扱うという特殊性があるとともに、生物の生命維持機能を管理することが極めて重要な施設である。一方で機器更新を始めとする維持管理コストも施設経営の面からは大きな問題である。第1 報で報告したとおり、本施設では竣工直後の段階で長期修繕計画を策定し、維持管理の項目及び機器配管等の修繕更新項目を、コストを含めて集計した。そして、その計画に従って維持管理を行い、竣工 10 年後の段階で熱源設備の大規模改修を行い、コージェネレーションシステムを主軸とした都市ガス、電力混合熱源方式から空冷ヒートポンプチラーを用いた全電化方式への転換を図った。その結果、電力及び都市ガスの消費特性は大きく変わり、CO2 排出量については約21%を削減し、環境性を向上させた。本報では、長期修繕計画の一環で実施した熱源設備の改修を主題とし、熱源システムの変更の概要とその結果もたらされたエネルギー消費傾向の変化について示す。 </p>

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