UAV-SfM/MVS測量による礫浜海岸の地形変化計測に関する研究

  • 菊 雅美
    岐阜工業高等専門学校 環境都市工学科
  • 森 勇人
    元岐阜工業高等専門学校 環境都市工学科
  • 中村 友昭
    名古屋大学 大学院工学研究科土木工学専攻
  • 水谷 法美
    名古屋大学 大学院工学研究科土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON OPTIMUM ANALYSIS METHOD OF UAV-SfM/MVS SURVEY AND TOPOGRAPHIC CHANGE CHARACTERISTICS OF GRABEL BEACH
  • UAV-SfM/MVS ソクリョウ ニ ヨル レキハマ カイガン ノ チケイ ヘンカ ケイソク ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

<p> UAV-SfM/MVS測量によって地形変化量を算定するには高精度な3Dモデルの構築が必要となるものの,解析時の設定によって構築されるモデルには差異が生じる.しかし,設定値の選択に一定の見解は得られておらず,作業者の判断に委ねられている.本研究では,礫浜を対象としたUAV-SfM/MVS測量における最適な解析方法を検討するとともに,2年間にわたる観測結果から現地海岸の短期的・長期的な地形変化について波浪情報と併せながら考究した.その結果,写真の撮影位置の推定処理が構築される3Dモデルの精度に影響を及ぼすことを明らかにした.また,現地海岸では,高波高・長周期の波により侵食し,低波高・長周期の波により堆積する短期的な地形変化特性があることを示した.</p>

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被引用文献 (1)*注記

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