書誌事項
- タイトル別名
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- HYDRAULIC MODEL EXPERIMENT AND NUMERICAL SIMULATION FOR TSUNAMI ASSUMING THE CALDERA COLAPSE
抄録
<p> 火山活動に伴い発生する津波は,地震による断層運動を要因とする津波より発生頻度が低く,その実態はあまり明らかになっていない.また,火山活動に伴い発生した津波の国内外事例を対象に解析的検討が実施されているものの,発生過程は多様であり未解明な部分が多い.そこで本研究では火山活動に伴い発生する津波のうちカルデラ陥没に着目し,水理模型実験によりカルデラ陥没を想定した津波の発生機構を明らかにするとともに,数値計算により既往の検討手法の妥当性を検証した.その結果,水理模型実験によりカルデラ陥没に伴う津波の発生機構が確認できた.また,水理模型実験結果の再現計算により既往の検討手法による初期波形計算手法でカルデラ陥没に伴う津波の発生が表現可能である.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_355-I_360, 2019
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001277369997824
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- NII論文ID
- 130007730202
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- ISSN
- 18838944
- 18842399
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可