腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)の現況と展望
書誌事項
- タイトル別名
-
- CURRENT STATUS AND FUTURE PERSPECTIVE OF LAPAROSCOPIC AND ENDOSCOPIC COOPERATIVE SURGERY
この論文をさがす
説明
<p>腹腔鏡と内視鏡を用いて,過不足なく任意の部位を安全・確実に全層切除できる腹腔鏡内視鏡合同手術(laparoscopic and endoscopic cooperative surgery:LECS)は,より低侵襲な局所切除法として2014年に保険適応となり,腹腔鏡下手術の適応となる胃粘膜下腫瘍を主な対象として国内外に普及している.LECSコンセプト誕生に紹介された管腔開放性術式であるClassical LECS以降,CLEAN-NET, NEWSなど管腔を開放させない方法も考案され,大きさや発育形式,潰瘍の有無など病変の特徴に応じて適切な術式を選択することが可能となった.また,胃癌や他臓器への応用,さらにはセンチネルリンパ節ナビゲーション手術との融合も試みられており,LECSのさらなる適応拡大が期待されている.</p>
収録刊行物
-
- 日本消化器内視鏡学会雑誌
-
日本消化器内視鏡学会雑誌 61 (10), 2327-2336, 2019
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001277371470976
-
- NII論文ID
- 130007731825
-
- ISSN
- 18845738
- 03871207
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可