グルーオン散乱振幅と極小曲面 (解説)

書誌事項

タイトル別名
  • Gluon Scattering Amplitudes and Minimal Surfaces
  • グルーオン散乱振幅と極小曲面
  • グルーオン サンラン シンプク ト キョクショウ キョクメン

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抄録

N=4超対称ゲージ理論と反ド・ジッター時空上の超弦理論の等価性(AdS/CFT対応)により,弦理論の弱結合の物理とゲージ理論の強結合の物理が関連づけられる.グルーオン散乱振幅と反ド・ジッター時空内の極小曲面の対応は,この対応の新しい例である.その研究の過程で,2次元の可積分な場の理論やY-系等の2次元可積分系との思いがけない関係が現れる等,グルーオン散乱振幅が数理物理的に見て興味深い研究対象であることが明らかになってきた.

収録刊行物

  • 日本物理学会誌

    日本物理学会誌 66 (5), 353-360, 2011-05-05

    一般社団法人 日本物理学会

参考文献 (31)*注記

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