研究の成果を工業規模にスケールアップ
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- 渡辺 和則
- 株式会社クラレ
説明
<p>ラボ研究で生み出された化学品は,事業化の目途が立つと量産プラントによる工業的生産へと移行していく。そのとき,研究の成果を工業規模で実現するためには,ラボ検討の中で得られた知見に基づいて,装置の中で生じる様々な現象を支配する因子を一致させたスケールアップを行うことが重要である。その方法の具体的な事例として,反応操作におけるスケールアップの要点を,反応方式,流動,伝熱,およびシステムの視点から解説した。また化学プロセスにおいて代表的な単位操作の中から,拡散分離の1つである抽出についても具体例を示した。</p>
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 66 (11), 548-549, 2018-11-20
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001277380500352
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- NII論文ID
- 130007740375
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可