健常者の足背高測定による足部アーチ評価とアーチ高に影響を及ぼす因子

  • 中尾 英俊
    大阪河﨑リハビリテーション大学リハビリテーション学部 徳島大学大学院先端技術教育科学部
  • 今岡 真和
    大阪河﨑リハビリテーション大学リハビリテーション学部
  • 岡 健司
    大阪河﨑リハビリテーション大学リハビリテーション学部
  • 肥田 光正
    大阪河﨑リハビリテーション大学リハビリテーション学部
  • 森藤 武
    城西国際大学福祉総合学部
  • 橋本 雅至
    奈良学園大学保健医療学部
  • 松本 和幸
    徳島大学大学院社会産業理工学研究部
  • 北 研二
    徳島大学大学院社会産業理工学研究部

書誌事項

タイトル別名
  • Foot Arch Evaluation by Measurement of Dorsal Arch Height of Healthy Subjects and Factors Influencing Arch Height
  • ケンジョウシャ ノ アシ セイタカ ソクテイ ニ ヨル ソクブ アーチ ヒョウカ ト アーチ ダカ ニ エイキョウ オ オヨボス インシ

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説明

本研究では足部アーチ構造の違いが年齢や体格,足部外傷の既往歴,スポーツ経験と関連するか検討した.対象は 18歳以上の 689名(男性 370名,女性 319名)の右 689足とした.方法は足背高および足長計測からアーチ高率を算出し,さらに自記式アンケートを行った.アンケートから身長,体重, BMI,足の既往歴の有無,歩行困難の有無,スポーツ活動の有無を確認した.足背高とアーチ高率から高値( H群),標準( S群),低値( L群)の 3群に分類し,基本属性項目を 1元配置分散分析後,多重比較を行った.さらに足背高およびアーチ高率と有意差が生じた項目の相関をみた. 2値によるアンケート結果は,χ 2乗検定を行った.なお,有意水準は 5%とした.結果,年齢,体重, BMIは足背高による H群が最も高く L群との有意差が認められた.足背高が高い群では体重と BMIの増加が影響していることが示唆された.

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参考文献 (3)*注記

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