Farr法で抗DNA抗体が検出された関節リウマチ患者6例の検討

DOI
  • 西山 進
    倉敷成人病センター リウマチ膠原病センター
  • 相田 哲史
    倉敷成人病センター リウマチ膠原病センター
  • 吉永 泰彦
    倉敷成人病センター リウマチ膠原病センター
  • 宮脇 昌二
    倉敷成人病センター リウマチ膠原病センター
  • 浅沼 浩子
    倉敷成人病センター 臨床検査科

書誌事項

タイトル別名
  • Anti-DNA antibody detected by Farr assay in six patients with rheumatoid arthritis

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抄録

<p> 抗dsDNA抗体陽性の関節リウマチ(RA)患者6例を報告する.1例はRAを合併したシェーグレン症候群の経過中に抗dsDNA抗体が陽性となり胸膜炎を伴う全身性エリテマトーデス(SLE)を発症した.残り5例は抗TNF製剤が使用され,RA疾患活動性と抗dsDNA抗体の変動が一致した.5名中2名は胸膜炎を伴うSLEを発症し,いずれもIgG型抗dsDNA抗体を有していた.</p>

収録刊行物

  • 臨床リウマチ

    臨床リウマチ 31 (3), 188-194, 2019-09-30

    一般社団法人 日本臨床リウマチ学会

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