強酸性イオン交換樹脂を触媒とした気相接触反応によるシクロペンチルメチルエーテルの合成 —触媒活性低下要因の解明—

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  • Synthesis of Cyclopentyl Methyl Ether by Gas Phase Catalytic Reaction Using Strong Acid Ion Exchange Resin as a Catalyst —Study of Catalyst Deactivation Mechanism—
  • Synthesis of Cyclopentyl Methyl Ether by Gas Phase Catalytic Reaction Using Strong Acid Ion Exchange Resin as a Catalyst : Study of Catalyst Deactivation Mechanism

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抄録

<p>強酸性イオン交換樹脂を触媒としたシクロペンテンとメタノールの連続気相付加反応によるシクロペンチルメチルエーテルの製造法開発を目的として,触媒寿命に関する検討を行ったところ,触媒活性が経時的に低下することが明らかになった。使用済み触媒に堆積した物質の解析,反応前後の微量不純物の挙動の解析等により,C5ジオレフィンが劣化要因物質であることが示唆された。そこで,C5ジオレフィンを除去した原料を用いた寿命試験を行ったところ,触媒活性低下が大幅に抑制された。ここでは,堆積物(タール)生成の再現実験,反応管内部を可視化した反応器による加速劣化実験等の結果から,触媒劣化のメカニズムについて考察した。</p>

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